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■第159号 2012年 5月21日

■海運業界軒並み損失ラッシュ〜

「12年3月期決算、燃料油高騰や自然災害で赤字決算続出」

 海運大手各社はこのほど、12年3月期決算を一斉に発表したが、著しく進行した円高に加え、燃料油価格も高騰を続けるなど、海運を取り巻く事業環境は厳しいものとなった。さらに、東日本大震災やタイの洪水などの自然災害により、一般貨物や完成車の荷動きが影響を受けたことにより、大半が赤字経営に陥る事態となった。  もっとも大きな損失となったのは、取扱高が大きい業界トップの日本郵船。同社が発表した12年3月期決算によると、売上高1兆8078億1900万円(前年同期比6.3%減)、営業損失241億2400万円(前年同期は1223億4600万円の営業利益)、計上損失(続きは本紙をご覧下さい)


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