事業用トラックの交通事故や労災が急増〜

「全ト協、緊急特別安全対策を実施」

　事業用トラックによる交通事故や労災事故が増加していることを受け、全日本トラック協会（星野良三会長、東京都新宿区）はこのほど、事業用トラックの緊急特別安全対策を実施すると発表した。全ト協によると、事業用トラックによる事故の増加に加え、秋の全国交通安全運動への対応とともに、年末の輸送繁忙期を視野に入れて実施することにしたもので、具体的には都道府県トラック協会による緊急事故防止大会開催と安全決議（決意表明）を行い、死亡事故件数で新たな数値目標を設定するとしている。数値目標は、事業用トラックを第１当事者とする死亡事故件数を、車両台数１万台あたり「２．０」件以下とし、都道府県（車籍別）の共通目標とする。さらに、緊急事故防止啓発カードを１００万枚用意し、（続きは本紙をご覧ください）

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