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■第204号 2016年 10月17日


検知器使用しても万全ではないアルコールチェック〜

「不正行為で検知逃れが横行か」

 中学生らを乗せた観光バスのドライバーが宿泊先で飲酒をし、一部は翌朝のアルコール検知で不正をして乗務していたことが、このほど明らかになった。この観光バス事業者が点呼の際に行うアルコール検知のために使っていた携帯型の検知器は、チューブから吹き込んだ呼気に含まれるアルコール分のデータと、吹き込んだドライバーをカメラで撮影した画像を、営業所に送信してチェックする仕組みのものだった。今回、不正が発覚したドライバーらは2つの同じ検知器を使い、片方で飲酒したドライバーがチューブを口にくわえている画像を送り、もう一方で画像に写らない場所にいる飲酒しなかった同僚が吹き込んだ呼気データを送信していたという。つまり、実際に画像などを営業所に送信する検知器には、カメラに写らないよう隠れている人物のチューブが接続されており、画像に写っているドライバーのチューブはどこにもつながっていないわけだ。(続きは本紙をご覧下さい)


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