■飛脚がゆうパックを配送〜日本郵便と佐川急便〜
「ライバル2社が協業で基本合意」
日本郵政とSGホールディングスはこのほど、それぞれの中核子会社である日本郵便(衣川和秀社長、東京都千代田区)と佐川急便(本村正秀社長、京都市南区)が「持続可能な物流インフラ・サービスの共創」に向けて協業することで基本合意書したと発表した。最終的な合意内容については、これから協議し決定する。
両社の発表によると、10月以降に日本郵便の国際郵便サービス「EMS」を、11月以降に小型宅配便「ゆうパケット」を、それぞれ佐川急便が預かり、日本郵便が配達するサービスを開始。また、来年1月以降には「ゆうパック」の保冷品配送サービスの一部を、佐川急便の「飛脚クール便」で配送する。
両社はそのほかにも、相互の物流サービス、輸送・集配ネットワーク(続きは本紙をご覧ください)