■不正経由購入や仲介で大日運輸倉庫社長逮捕〜

「〜大成石油販売社長も再逮捕　千葉県警 」
石川県の大成石油販売（松井義成社長、野々市町）が千葉県の支社内で灯油などを混ぜた不正軽油を製造販売し、地方税法違反（脱税）で告発された事件（既報）で、千葉県警生活経済課などはこのほど、同社から不正軽油を購入したり売買の仲介をしたとして、大日運輸倉庫（東京都江戸川区）社長の秋沢節容疑者（63歳）ら４人を、同容疑で逮捕した。
　 （中略）
　 調べによると、松井容疑者は05年５月〜06年５月、千葉県長南町にある大成石油販売の支店で、自動車燃料として製造した不正軽油１万４７６キロリットルを販売し、軽油引取税３億３６２７万９６００円を脱税した疑い。　また、秋沢容疑者らは軽油引取税を納めていない不正軽油と知りながら購入、使用して同税を脱税した疑い。各地に営業拠点を持つ大日運輸倉庫は、大型トラックを多く保有しており、東北から九州地方間でおもに長距離輸送を請け負っている。関係者によると、同社は数カ月前に燃料費の高騰を理由に、ドライバーなどの一部給与を減額するなどしていたという。

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