■引越しサービスの顧客情報ネットに流出〜
「〜ヤマトホールディングス〜社員PCのファイル交換ソフト通じ大失態 」
ヤマトホールディングス(瀬戸薫社長、東京都中央区)はこのほど、01年から02年の間に同社に引越サービスを依頼した顧客のうち、一部の顧客情報を含む個人情報160件が、ファイル交換ソフト「Winny」を通じてネットワーク上に流出していたことを明らかにした。同社では「お客様には大変なご迷惑とご心配をおかけいたし深くお詫び申し上げます」として謝罪している。
(中略)
ヤマトグループでは従来より、業務関連情報などを社外へ持ち出すことを禁止してきたというが、今回の事態を厳粛に受け止め、全社員に対して再度「業務関連情報の自宅など社外への持ち出し禁止」を周知徹底するとともに、情報処理の更なる強化を図り再発防止に努めることとなった。顧客情報が流出したことについて、同社では「お客様にはご不安、ご不快の念をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げますと同時に、不審な郵便物などによる勧誘には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます」としている。
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