■第135号 2010年 2月15日


上場大手2社が減収減益で揃い踏み〜

「売上高伸び悩むサカイと損失膨らみ続けるアート」

 市場規模の縮小が影響しているのか、他社の追い上げが迫っているのか、繁忙期を目前に引越専業者で上場している大手2社が、そろって業績を落としている。専業者で最大手のサカイ引越センター(田島治子社長、堺市堺区)の10年3月期第3四半期業績(非連結)によると、売上高は345億6300万円(前年同期比2.7%減)で、営業利益が27億7900万円(同26.5%減)、(中略)一方、業界2位のアートコーポレーション(寺田千代乃社長、大阪府大東市)も同じく減益減収となり、前期より増え続ける営業損失に頭を悩ませている。同社の10年9月期第1四半期の業績によると、売上高146億2900万円(同4.1%減)で、営業損失が1億9100万円(前期は1億7600万円の損失)、経常損失が2億1400万円(同1億8400万円の損失)となり、当期損失は1億7700万円(同1億5600万円の損失)だった。(続きは本紙をご覧ください)


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