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■第183号 2014年 9月15日


運賃収受環境の改善に乗り出す業界リーダー〜

「日通、9月より運賃20%値上げを実施」

 日本通運(渡邉健二社長、東京都港区)は9月1日から、トラック貸切届出運賃を20%、車両留置料や地区割増料を10%、それぞれ値上げし、翌日に国交省に届け出た。これは、一般貨物自動車運送事業の貸切運賃・料金と燃料サーチャージを改定することを目的としたもので、運行コストの上昇や車両・人手不足といった業界環境を踏まえ、業界最大手の自社が値上げを発信することで、運送業界全体の運賃収受環境の改善を誘導する狙いがある。同社によると、今回の改定はトラック貸切届出運賃と燃料サーチャージを中心としており、トラック貸切届出運賃は一般貨物、引越、海上コンテナ、タンク車、鋼材、ダンプといった大半の貨物が対象となる。また、運賃・料金の値上げに伴い(続きは本紙をご覧下さい)

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